日本プロ麻雀協会の元代表でプロ雀士の井出洋介さん。
高学歴のプロ雀士として知られていますが、井出洋介さんの経歴や著書、それからプライベート、家族について迫ってみます。
井出洋介の現在の活動や著書をご紹介!
井出洋介さんはプロ雀士として麻雀をするだけでなく、
麻雀プロとして生きてきて、競技マージャンと健康マージャンを通じて、「麻雀」のイメージアップや社会的認知を目指してやってきました。
それが現在、ほんとうに日本全国いたるところで「健康マージャン」が楽しまれている。
「麻雀」がただの娯楽のひとつだったものから、社会の中で娯楽としても必要で、社会に貢献するもの(コミュニケーションツールや認知症予防など)になるとは予想もしなかったし、また、そうなったことに自分の仕事として大いに誇りに感じています。
と競技麻雀のようなただのゲームとしてだけでなく、健康麻雀のように親睦を深めるものとして普及するような活動をしています。
ただもともとは小さい頃から家族麻雀をするのが井出家の習慣で、それが派生して中学、高校の頃は友だちを誘い入れて麻雀をしていたそうです。
著書は「秘伝東大式[井出流]麻雀」「マージャン革命 オーラス大逆転!」「東大流実戦麻雀―手作りとヨミ」などなど麻雀に関する本がたくさんあります。
井出洋介の経歴がすごい!東大の文学部を卒業していた!
中学、高校の頃に麻雀をするというと、勉強の邪魔になったり、勉強しない生徒の代名詞のように思えますが、井出洋介さんは東京大学に入学しています。
私はとんでもなく成績が悪かったんですけど,高校二年生の終わり頃から集中的に勉強をやりました。
一日二時間ぐらいが限度でしたけど。
その積み重ねでなんとかなったと言うとなんだかそのころから勝負強かったように聞こえますね(笑)。
「大学時代に競技麻雀のファンになり、卒業と同時にプロを志すようになりました」。
とよく想像するような受験塾に通ったり、徹夜に近い受験勉強をしたりということはなく、東京大学に合格したようです。
東京大学に進んでからも麻雀に明け暮れ、6年間東大に通ったようです。
「就職する気は初めからなかったですね。だから、就職活動もしなかった」。
井出が東京大学文学部社会学科を卒業したのは、1979年のこと。
同級生は官僚、銀行員、NHKなど、それぞれがエリート街道を歩み始めた。
井出にも、そんな未来はあっただろう。
だが、彼の視野にその道は毛頭なかったという。
東京大学まで進みますが、官僚や大手企業には目もくれず、そして卒業のための卒論のテーマも麻雀を選んでいます。
特に大学時代の後半は自分がやってきたことはほとんど麻雀なんだから、なんとか卒論に書けないものかと考えたんです。
それで「麻雀の社会学」というテーマにしたんです。
書き上げて提出したら、後で担当教授に呼び出されて「お前,これはなんだ」と聞かれましたがね。
今だったらもっとうまく書ける自信があるんですが、まだまだ当時は社会学的な追究をしていたわけではないので、原稿用紙を埋めただけという感じでしたね。
「麻雀の社会学」というテーマで卒論を提出した井出さんですが、今振り返ると、
いかにも若書きという部分もあるしね。
そしてよくもこれだけの量を書いたなと思う。
今でこそ文章を書くということが仕事にもなっているが、こどもの頃から作文が苦手でね。
本当に文字を埋めるのに苦労したことばかり浮かびますね。
とまだ社会を知らない学生時代の井出さんの卒論には自分でダメ出しをしています。
井出さんは学生時代に麻雀が原因でアルバイトをクビになっています。
井出は大学時代に4年間、学習塾の講師を務めていた。
しかし、教え子の保護者がメディアで取り上げられる井出を見て、勤め先に「麻雀プロなんかをやっているような講師がいるのはいかがなものか?」とクレームを入れたという。
結果、井出は塾講師を辞めざるを得なかった。
世間は麻雀というと「いけない遊び」「おすすめできない悪いこと」というレッテルがあります。
東大を出て、官僚になったり、一流大手企業に勤めたりする同級生に対して、
29歳の時に名人位を初戴冠した井出は、そのまま立て続けに3連覇という偉業を成し遂げる。
「名人」の名を冠したファミコンソフト「井出洋介名人の実戦麻雀」も発売し、麻雀界の顔と呼べる存在になった。
気付けば、同級生たちのなかで一番の出世頭になっていた。
「今でも同窓会で会いますが、みんな応援してくれています」と、目を細めた。
と王道は進んでいないからこそ、成功しているという自負がありそうです。
井出洋介は結婚して嫁や息子はいるの?
2012年12月23日のツイッターに
妻が娘のいるパリに遊びに行き、私は愛犬とのクリスマス。
でも、これからバンドの練習に。
29日にスペシャルユニットで忘年ライブをうることになったのです。
ルーク(犬の名前)よ、留守番よろしくね。早く帰るから(笑)
とあります。
東大卒のプロ麻雀士という人のプライベートが気になりますが、奥様と娘さんはいらっしゃいます。
息子さんについてはいないようです。
プロ雀士の井出洋介さんの経歴や著書、それからプライベート、家族について紹介しました。
中学、高校から麻雀一筋、東大を卒業しても麻雀にのめり込んでいますが、両親もそれを許す器量があり、奥様や娘さんも協力しているようですし、変にビジネスとして考えたりせず、ひたすら好きな麻雀をしていることが社会に貢献しているのでしょう。