お笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本さんの現在について迫ります。
ゴルゴ松本さんの「命の授業」とは何なのか?注目します!
ゴルゴ松本の現在について
お笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本さんと言えば、「命」などの一文字で人気を博しました。
一時期に比べますとメディア出演が減っているように思いますが、今現在ゴルゴ松本さんはどういう活動をされているのでしょうか?
ゴルゴ松本は現在『命の授業』が大人気
現在のゴルゴ松本さんは自身のギャグ「命」から派生した「命の授業」が話題になっています。
どのような授業なのか?
自らの人生観に基づいて漢字の意味を自己流に解き明かしていくという授業です。
例えば、「日本語は『あいうえお』を母音と言いますが、すべての基本でその一番上(うえ)に愛(あい)がある。そして人が歩んで、色々な人に出会ってきた最後、終わりに恩(をん)があります、恩返し」といったような内容。
そもそもどうして漢字の解釈を自己流で伝えるようになったのしょうか?
ゴルゴ松本さんはこう話します。
「苦難、困難、災難、人生には必ず起きる。難がないことを無難と言いますが、これを逆に有を当てはめると有難う。有難うという字はすごいと思ったことがきっかけ」
私達が普段何気なく書いている、読んでいる漢字をここまで深く思うことってなかなかないですよね。
そこに目を付けたゴルゴ松本さんは、日本人として誇れる存在だと思いませんか?
ゴルゴ松本が始めた『命の授業』の活動のきっかけ
ゴルゴ松本さんが「命の授業」を始めたのは、「ゴルゴ塾」がきっかけだったようです。
「ゴルゴ塾」とは10年以上前に、一緒に出ていた後輩たちが、後から来た後輩たちに追い抜かれる姿を見て叱咤激励をするために開いたものでした。
メディアに出ているお笑い芸人が真面目に「命」について熱く語る姿は、多くの人たちの胸を熱くしたことと思います。
そして「命の授業」は少年院でも行われるようになりました。
このことについて就学支援ボランティアの方はこう語ります。
「いろんな先生に依頼をしてきたが話しのためになる先生はいるが面白くなくてダメ。でも、面白いだけでもダメ。この両方をやってくれるのがゴルゴさん。少年たちは一番喜ぶんですよ。みんなノートを生真面目にとり、全員で泣くんです。泣きながら全員で歌を歌ってくれる。感動しますね」
YouTubeでも200万回再生され、ゴルゴ松本さんの「命の授業」は一つのバイブルとして扱われるようになりました。
ゴルゴ松本は宗教臭いと話題
ゴルゴ松本さんは「命の授業」を引っ提げ、セミナーや講演会を多くするようになりました。
そのことからネット上では「宗教臭い」と言われるようになっています。
確かに「命の授業」に影響を受ける人は多くいると思いますが、内容的にマインドコントロールするようなものはありませんし、「ゴルゴ松本様!」といったような傾倒する人もいないように思います。
個人的には日本人として漢字の意味を知る国語のような授業でありながら、日本語の奥深さを改めて知るためになる豆知識といった認識なのですが、人によって取り方は違いますからね。
ゴルゴ松本が干された理由
ゴルゴ松本さんが干されたという噂もあります。
確かに一時期に比べますとメディア露出は減っていますし、相方のレッド吉田さんと一緒にネタを披露することもなくなっています。
実は「命の授業」に専念するために、TIMでのコントは6年間封印したそうです。
このことからもゴルゴ松本さんが「命の授業」に賭ける思いが伝わってきます。
ですが、「有吉ゼミ」などの激辛コーナーに出演したり、全く見かけなくなったという訳でもありません。
テレビで見かけなくなると干されたとすぐ言う風潮がありますが、活動はテレビだけではありません。
何でもかんでも干されるという表現はあまりよろしくありませんね。