今回はかつてキック・ボクサーとして活躍し、年末のK-1の番組でも高視聴率を叩きだすほどの人気があった、ゲーリーグッドリッジの現在について調べてみました。
目次
ゲーリーグッドリッジの現役引退後の現在の活動が気になる!
ゲーリーグッドリッチといえばかつて総合格闘技やK-1で数々の勝利を獲得し、「PRIDEの番人」や「ビッグ・ダディ」とも呼ばれていた方です。
ゲーリー・グッドリッジ
生年月日:1966年1月17日
身長:186cm
体重:111kg
トリニダード・トバゴの元男性総合格闘家、元キックボクサー。
元アームレスリング世界王者。
PRIDE参戦当時のニックネームは「PRIDEの番人」。
見た目はとても強そうで怖そうに見えるゲーリーグッドリッチですが
筋骨隆々とした強面な風貌とは裏腹に、普段は温厚で紳士的な人物として知られ、格闘技関係者から尊敬を集めている。
人はやはり見た目で判断してはいけませんね。
そんなゲーリーグッドリッジ
1996年、アームレスリングをバッグボーンとしてUFCで総合格闘技デビューする。
1997年初来日。 1997年10月11日、日本の総合格闘技イベントPRIDEの旗揚げ戦となった『PRIDE.1』で、サンボ選手権王者のオレッグ・タクタロフをその豪腕で殴り倒し、戦闘不能に追い込みKO勝ち。
その後も『PRIDE.16』までほぼ連続で参戦した。
とにかく負けなしの強さと、短時間で勝つので当時のお茶の間では人気者でした。
ですが
1999年からK-1に参戦し、武蔵、佐竹雅昭、ジェロム・レ・バンナ、グラウベ・フェイトーザらと対戦した。
2005年7月29日、『K-1 WORLD GP 2005 in HAWAII』で開催されたHAWAII GPでは、カーター・ウィリアムスや藤本祐介らを全試合KOで破り優勝。
2005年9月23日、『K-1 WORLD GP 2005 in OSAKA 開幕戦』では、再びジェロム・レ・バンナと激突。リベンジを狙ったが、ローキックからパンチ連打を浴びて3回目のダウンを喫しKO負け。
2005年11月19日、『K-1 WORLD GP 2005 inTOKYO 決勝戦』のリザーブファイトに選ばれるも、グラウベ・フェイトーザに判定負け。
と、K-1では思ったような良い成績には恵まれませんでした。
そしてゲーリーグッドリッジは2010年に引退を発表しました。
まだまだ人気や知名度があったのにも関わらずの引退、原因はパンチドランカーになったと診断されたからみたいです。
パンチドランカーとは
ボクシング認知症または慢性外傷性脳症と呼ばれる病気で、ボクサーや格闘家がなる病気。
パンチなどを大量に浴びた結果、脳に傷害が残ってしまい、重度になれば生活をできるレベルではなくなります。
魔裟斗選手がこのパンチドランカーになることを恐れて、早めの引退を決意したことで有名。
現役時代は深刻な記憶障害に悩まされていたゲーリーグッドリッジ、引退後に、初期の慢性外傷性脳症であることを公表しています。その際、
「私は自分の生き方を愛している。後悔はしていない」としながらも、「ダメージはK‐1の試合によるものだと思う。
総合格闘技では頭部にハードな打撃は受けていないから問題はなかった。
K‐1では何度も頭部を負傷した」
と、コメントしていました。
現在はカナダで格闘技の指導をしていた!
現在ゲーリーグッドリッジはカナダで格闘技を教える立場に転向しています。
ジムも開いたり、家族と穏やかに過ごしています。
パンチドランカーで記憶障害になった、寝たきりになった、など様々な憶測が日本で飛び交っていたのですが、本人は意外に元気なんだそうです。
「全然たいしたことないんだ!
僕みたいに何度もノックアウトされている選手なら、誰だって少しは頭に問題はあるよ。
でも大丈夫なんだ!!ホント、ホント!!! 」
今は毎日充実した日を送っていることが分かりました。
「引退したのはさすがに年を取ってきたからだよ。
でも周りは若い選手ばかりになってきた。
みんなにやられるのはイヤだから辞めたんだ。I’m オヤジ。ハハハハ」
「僕は今も大丈夫だ。
毎日体を鍛えているし、格闘技のクラスも教えているし、新しいジムも開こうとしているんだ。
そうしたら毎日教えることになるよ。イージーなことだ」
パンチドランカーと日本で騒がれていましたが、本人はいたって元気そうで安心しました。
死亡の噂はデマ!
2019年の時点でゲーリーグッドリッジは元気です。
引退後、テレビに姿を見せなくなりましたし、パンチドランカーで苦しんでいるという噂が流れた末に死亡説に到達したのでしょうか。
ゲーリーグッドリッジは左腕の【剛力】の刺青で有名!
ゲーリーグッドリッジと言えば左腕に「剛力」という刺青が印象的です。
左腕に刻まれた“剛力”のタトゥーは、文字通り自らのパワーを誇示するために彫ったものである。
あえて日本語で刺青を彫るという事は親日で間違いないですよね。
ゲーリーグッドリッジの握力がすさまじい!180kgもあった?
ゲーリーグッドリッジは格闘家になる前はなんとアームレスリングの世界チャンピオンだったのです。
「剛力」の入れ墨がものがたっています。
そんな彼は昔、腕相撲で100人抜きで全勝した記録を持っています。
ただ、具体的にゲーリーグッドリッジの握力はいくらあるのか、正確な数字は見つけることができませんでした。
ネットの噂では180kgある、と言われています。
ちなみにギネスで登録されている世界一の腕力は192kgなんだそうです。
しかもその方、農家の仕事をしている方なんだとか。
室伏選手で120kg位なんだそうなので、そう考えるとすごいです。
格闘技を引退され、現在は指導者として活躍されているゲーリーグッドリッジ。
カナダで元気に過ごしていると分かり安心しました。
また日本のテレビで見ることがあればいいですね。