元キックボクサーの武田幸三さんの現在について迫ります。
武田幸三さんが俳優に転身したきかっけや活躍ぶりをお届けします!
武田幸三の現在について
元キックボクサーとして輝かしい功績を残している武田幸三さん。
鍛え抜かれた身体から「超合金」の異名を持っています。
破壊力のある右ストレートと、右ローキックで何度もKOを出してきました。
そんな武田幸三さんは2010年によしもとクリエイティブ・エージェンシーの俳優部門に所属しました。
現在は俳優として活動されています。
また、北千住で焼鳥屋「幸三」、もんじゃ焼き屋「もんじゃ幸三」を経営していましたが、現在は閉めているとのこと。
武田幸三の現在は俳優業で活躍中
2009年、武田幸三さんはキックボクサーを引退しました。
そして、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの俳優部門に入り、その後は俳優として活動しています。
代表的なのはNHKの大河ドラマ「真田丸」での大野治房役だったかと思います。
また、初主演となる映画「デスマッチ」での元傭兵・「ジョー」役も見ごたえあります。
武田幸三さん自身の不器用さが生かされた武骨な役柄です。
本格的な格闘シーンも見事でしたし、何といっても武田幸三さんの存在感が作品を圧倒させていました。
武田幸三の俳優転身のきっかけ
元キックボクサーから俳優に転身するというのはそうそうないことです。
思いつく方と言えばボクサーだった赤井英和さんでしょうか。
そもそも武田幸三さんはどうして俳優業に転身したのでしょうか?
キックボクシングをしていた時、試合前は必ず遺書を書いていたという武田幸三さん。
「自分は現役のうちに死ぬと思っていたので、実は引退後のことは何も考えていなかった」
と話していました。
そんな武田幸三さんに衝撃を与えたのが、映画「ラストサムライ」を観たことでした。
「お客さんに真剣勝負の試合を見てもらって、何かを感じてもらうのが格闘家の仕事。でも、映画のように創ったものでも人の心は動かせることを知ったんです」
これが武田幸三さんの第二の人生のスタートでした。
俳優としての目標についてはこう答えていました。
「ハリウッド。ジェット・リーをぶっ飛ばす役とか、あとは007の悪役をやりたいです。そして北野武さんの作品にも出たいです」
武田幸三さんは俳優として、役の幅が広がるようにと、乗馬や英会話を習っているとのこと。
努力の人なんですよね。
武田幸三は経営者にもなっていた
武田幸三さんは引退後、2010年に東京都北千住に焼鳥屋「幸三」と、もんじゃ焼き屋「もんじゃ幸三」を開店しました。
お店を始めたのは俳優業に打ち込むための資金作りだったそうです。
ですが、お店は赤字続きの状態。
スポーツ選手が飲食店を経営することは珍しくありませんが、失敗している方も多くいらっしゃいます。
やはりお店の経営などをきちんと勉強して、信頼のおけるスタッフを置いて、常に気にかけていないと出来ない世界なんですよね。
そこで武田幸三さんはとにかく有名なお店を食べ歩いたそうです。
価格設定や見た目も変えて、少しずつ少しずつお店を繁盛させてきたのですが、2019年現在、お店は閉店しています。