今回は声優の井上倫宏さんについて調べてみました。
目次
声優・井上倫宏の現在の出演作や活動を見てみよう!
井上倫宏(いのうえのりひろ)さんは1958年3月7日生まれの神奈川県出身の方です。
1982年に円演劇研究所に入所し、1985年に演劇集団 円の団員に昇格。
そして舞台、テレビドラマ出演のほか、テレビアニメ、洋画の吹き替えなど、声優としても活躍しています。
声優としては「名探偵コナン」や海外ドラマの吹き替えなど、かなりの数のアニメやテレビドラマの声優として出演されていました。
そんな井上倫宏さんの現在の活動は主に舞台関係みたいです。
過去には舞台仲間に誕生日のお祝いをしてもらったり
最近では演劇に関する講演会などもしていたみたいです。
今日は東京からお越し頂いた井上倫宏さんの演劇ワークショップを行いました!
沢山の参加者と一緒にゲームを行ったり、発声方法や台本の読み合わせなど、色んな事が盛り沢山の充実した一日でした!
参加して下さった皆様、そして井上さん、 ありがとうございました!
還暦を迎えてもまだまだ元気なようです。
声優・井上倫宏が死去したという噂はデマ!
どうやら井上倫宏さんに死亡説があるみたいなのですが、デマです。
調べてみると、「井上倫宏」で検索すると「井上 声優 死去」と出てきました。
ですがこれは「井上」違いです。
井上倫宏さんはご健在です。
声優・井上倫宏の代表作① メトロポリス 2001
井上倫宏さんの代表作の中に手塚治虫原作漫画を映画化した「メトロポリス2001」があります。
ケンイチ少年とその叔父、私立探偵ヒゲオヤジこと伴俊作は、人とロボットが共存する大都市メトロポリスへやって来た。
生体を使った人造人間製造の疑惑で国際指名手配されている科学者ロートン博士を逮捕するためだった。
メトロポリスは、「人とロボットの共存都市」と言われていた。
しかし、そこでは、ロボットたちが人間に酷使されていた。
一方、労働者たちも、ロボットに働き口を奪われ、都市の地下部に押し込められ、ロボットに憎しみをたぎらせていた。
ロボットに人間と同等の権利を認めるよう叫ぶ団体が存在し、また上層部ではレッド公とブーン大統領が表向きは手を取り合いつつ対立しているなど、さまざまな確執が噴出していた。
捜索の末、ケンイチとヒゲオヤジはロートン博士が潜伏する施設へと辿り着く。
しかしそこは既に何者かによって襲撃され、火災によって倒壊しつつあった。中に突入したケンイチはそこで少女・ティマを発見する。
逃げ遅れたと思われるその少女は、自分のことを含め何も覚えていなかった。
彼女の正体は、レッド公が亡き娘をモデルにしてロートンに作らせた人造人間であり、レッド公が自らの権力を永遠のものにすることを目的に生み出された存在であった。
そうとは知らずティマを助けたケンイチは、彼女を巡る争いに巻き込まれることになってしまう。
この映画は近未来の世界観を描いている映画で確かに今の時代、ロボット掃除機や人工知能を持った機会がたくさん出てきていますので、見ると面白いかもしれませんね。
この映画で井上倫宏さんはアトラアスという、ロボットの普及により、職を失った青年の役をしていました。
声優・井上倫宏の代表作② MARCO 母をたずねて三千里
「母をたずねて三千里」も実は井上倫宏さんの代表作のひとつでもあります。
このアニメは「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」でおなじみのジブリアニメの監督やプロデューサー務めていた、2018年に亡くなった高畑勲さんが監督をしています。
高畑勲さんは「母をたずねて三千里」の他に「赤毛のアン」や「アルプスの少女ハジイ」も手がけています。
「母をたずねて三千里」の原作者は「エドモンド・デ・アミーチス」というイタリア人で1882年から約2年間、8歳だったマルコ・ロッシという少年が、出稼ぎに行ったまま音信普通になった母を探しに行くというストーリーです。
イタリアの港町ジェノバに住む少年マルコは、両親と鉄道学校に通う兄とともに慎ましく暮らしていたが、生活は日増しに苦しくなり、とうとう母がアルゼンチンへと出稼ぎに行くことになる。
寂しさをこらえ見送るマルコだったが、やがて母アンナからの便りが途絶えてしまう。
母を捜しに行きたいというマルコの固い決意に父もとうとう旅立ちを許し、マルコの長く苦しい旅が始まるのだった。
マルコは持ち前の明るく元気な性格でアルゼンチンでの様々な人との出会いや出来事を乗り越え、ついにトゥクマンの町で母アンナと再会する。
もちろんこの時代なのでスマホやインターネットなんてない時代です。
しかも8歳の子供が三千里(約12000km)の距離を旅するなんて、相当大変な事だと言うことが分かると思います。
ちなみにこのアニメ、1976年1月4日から同年12月26日までで全52話放送されました。
アニメの時のマルコ役は 松尾佳子が担当しているのですが、井上倫宏さんは1999年4月に公開された「劇場版 母をたずねて三千里」で大人になったマルコ役をしていました。
この映画では
父の診療所を継いだ40歳のマルコが登場し、自身が長い道のりを辿った幼き9歳の頃を回想する形でストーリーが展開される形態となっている。
主人公自身の回想で展開される話の内容は『連続テレビ小説』や民放ドラマなどの実写ではよく見られますが、世界名作劇場としては今までないパターンなんだそうです。
当時の52話分のアニメの総集編と言いますか、この映画を見れば「母をたずねて三千里」の内容は分かるそうです。
かなり凝縮されているのだとか。